遊蕩・游蕩(読み)ゆうとう

精選版 日本国語大辞典 「遊蕩・游蕩」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐とう イウタウ【遊蕩・游蕩】

〘名〙
① だらしなく遊びにふけること。酒や女遊びにふけって、品行のおさまらないこと。
※三教指帰(797頃)下「遊蕩、放逸」
牡丹の客(1909)〈永井荷風〉「一日の遊蕩を悔悟するでもない」 〔詩経小序‐陳風・宛丘〕
② のんびりと遊ぶこと。気ままに遊び楽しむこと。
小右記‐長和二年(1013)二月四日「和風暖日、徒然倍例、仍為令遊蕩心情」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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