コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

牡丹 ボウタン

デジタル大辞泉の解説

ぼう‐たん【×牡丹】

ぼたん(牡丹)1」に同じ。 夏》「―やしろがねの猫こがねの蝶/蕪村
ぼたん(牡丹)3」に同じ。
御所女中小袖練貫(ねりぬき)の地に、金銀の箔で模様を描くかまたは縫い取りをして、赤い裏をつけたもの。

ぼ‐たん【×牡丹】

ボタン科の落葉低木。高さ1~2メートル。葉は大きく、羽状複葉で、互生する。5月ごろ、白・紅・紫・黄色などの大形の花が咲く。花びらは5~8枚あるが、重弁や二段咲きなどさまざまな園芸品種があり、寒牡丹もある。根皮を漢方で女性の浄血薬などに用いる。中国の原産で、古くから栽培。花の王とよばれ、二十日草(はつかぐさ)・深見草(ふかみぐさ)・名取草(なとりぐさ)などの異称もある。ぼうたん。 夏》「―散りてうちかさなりぬ二三片/蕪村
紋所の名。1の花や葉・枝などを図案化したもの。種類が多い。
襲(かさね)の色目の名。表は白、裏は紅梅。女房の衣では、表は薄い蘇芳(すおう)、裏は白。ぼうたん。
《「獅子(しし)に牡丹」の「獅子」を「猪(しし)」にとりなしていう》イノシシの肉。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典の解説

ぼたん【牡丹】

いのししの肉。◇肉食が禁じられていた近世の隠語。「獅子に牡丹」の獅子をいのししに置き換えたもの。「ぼたん肉」ともいう。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

デジタル大辞泉プラスの解説

牡丹

富山県魚津市の宮島養魚場で生産される金魚銘柄。同養魚魚で生産される金魚、福だるまのうち、透明鱗のもの。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

大辞林 第三版の解説

ぼうたん【牡丹】

「ぼたん(牡丹)」の長音化した語。俳句などで用いることが多い。 [季] 夏。 《 -の咲くときゝはや散るときゝ /星野立子 》

ぼたん【牡丹】

ボタン科の落葉小低木。中国原産。日本でも古くから栽培。高さ約1メートル。葉は白緑色で羽状に分裂し、さらに切れ込む。初夏、枝先に径10~20センチメートルの花を開く。園芸品種は重弁で、紅・白・淡紅・紫・黄など。根皮は漢方で婦人薬として利用。ぼうたん。古名、ホウタン・フカミグサ・ハツカグサ。 [季] 夏。 《 -散てうちかさなりぬ二三片 /蕪村 》
〔「獅子ししに牡丹」の「獅子」を猪いのししにとりなして〕 イノシシの肉をいう。 「人さまのはなしをきくと-や紅葉はあんまり薬ぢやあない/安愚楽鍋 魯文
はなやかで大きなものの形容。 「 -エビ」
[句項目]

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版の解説

牡丹 (ボタン)

植物。スベリヒユ科の一年草,園芸植物。マツバボタンの別称

牡丹 (ボタン・ボウタン)

学名:Paeonia suffruticosa
植物。ボタン科の落葉低木,園芸植物,薬用植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

牡丹の関連キーワード和歌山県東牟婁郡古座川町月野瀬島根県松江市八束町入江島根県松江市八束町波入牡丹灯籠・牡丹燈篭牡丹/さくら肉ムータンチアン怪異談牡丹灯籠富山県魚津市怪談牡丹灯籠牡丹に唐獅子いごっそう牡丹こけし御伽婢子牡丹灯籠舌を食う物揚げ場たかし忌杏葉牡丹太右衛門花の宰相

今日のキーワード

跋扈

[名](スル)《「後漢書」崔駰伝から。「跋」は越える意、「扈」は竹やな》魚がかごを越えて跳ねること。転じて、ほしいままに振る舞うこと。また、のさばり、はびこること。「軍閥の跋扈」「悪辣な商売が跋扈する...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

牡丹の関連情報