ふけ

日本大百科全書(ニッポニカ)「ふけ」の解説

ふけ

表皮の最表層である角質層がはがれてできた米糠(こめぬか)様の小さい灰白色の鱗屑(りんせつ)をいう。乾性脂漏(かんせいしろう)の俗称である。皮面におびただしく付着して発赤したり、かゆみを訴えることがあり、これを一般にふけ症という。被髪頭部に好発し、とくに頭部粃糠疹(とうぶひこうしん)とよばれる。放置すると、脱毛をきたすことがある。

[伊崎正勝・伊崎誠一]

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百科事典マイペディア「ふけ」の解説

ふけ

頭皮表面の角質細胞が脱落したもの。汗・皮脂が混じっており,皮脂が多いと油性のふけになる。多いものをふけ症といい,頭部粃糠疹(ひこうしん)(頭部乾性脂漏)では灰白色の米ぬか様落屑(せつ)があり,軽いかゆみを自覚。ひどくなると粃糠性脱毛症をきたす。治療はマッサージ,シャンプー剤適用など。
→関連項目粃糠疹

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精選版 日本国語大辞典「ふけ」の解説

ふけ

〙 花合わせ②で、だれか一人の得点が二〇点以下の場合、そのの勝負は無効となり、どんなに高点を取っている人があっても無点とすること。また、時にはをつけることもある。

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世界大百科事典 第2版「ふけ」の解説

ふけ【dandruff】

頭部の皮膚から剝離(はくり)する,米ぬか状の白っぽい細かい皮膚の表皮角質細胞層をいう。表皮の細胞は基底細胞層で細胞分裂をして増殖し,以後有棘細胞,顆粒細胞を経て最後に死んだ角質細胞となり,これに皮脂腺から分泌された中性脂肪などが混じって,あか(垢)となって自然に脱落する。脱落する角質細胞層を鱗屑(りんせつ)といい,落ちる状態を落屑(らくせつ)という。被髪頭部は毛包に開口する脂腺に富んでおり,長く洗髪をしないと脂腺から分泌される皮脂とよばれる脂質成分のトリグリセリド,ワックスエステル,スクワレンが鱗屑にしみこんで,脂っぽいふけになる。

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