運雨(読み)はこびあめ

精選版 日本国語大辞典 「運雨」の意味・読み・例文・類語

はこび‐あめ【運雨】

  1. 〘 名詞 〙 秋口に降るにわか雨。祖霊をはこんでくると信じられている。魄飛雨。
    1. [初出の実例]「至夜魄飛雨降。〈世俗はこひ雨と云。本説魄飛雨也。たましゐ飛雨也。昌耆説也〉」(出典:看聞御記‐嘉吉三年(1443)七月二〇日)

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