世俗(読み)セゾク

  • せいぞく

大辞林 第三版の解説

世の中の風俗・習慣。世の中のならわし。 -に染まる
世の中。俗世間。また、世間の人々。

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 =せぞく(世俗)〔広益熟字典(1874)〕
※詩文の粉飾(1889)〈内田魯庵〉「殊更如斯(かくのごとき)口調は世俗(セイゾク)の好んで容るる処なるをもて」
〘名〙
① 世の中のならわし。世の風俗。また、世渡り。せいぞく。
※中右記(1092)寛治六年四月八日「今日依神事可有御湯殿也、而世俗今日沐浴有其忌者、如何」 〔孟子‐梁恵王・下〕
② この世の中。俗世間。世間。
※万葉(8C後)五・悲歎俗道仮合即離易去難留詩序「是知 世俗本無隠遁之室 原野唯有長夜之台
※徒然草(1331頃)一五一「世俗の事に携はりて生涯を暮すは、下愚の人なり」 〔戦国策‐趙策上・武霊王〕
③ 俗世間の人。世間普通の人。世間。
※太平記(14C後)二〇「鹿を狩り鷹を使ふ事は、せめて世俗の態なれば言ふに足らず」 〔史記‐魯仲連伝〕
④ 寺院の法会や仏事などで、職衆に下される布施・饗膳の称。
※大乗院寺社雑事記‐康正二年(1456)五月二六日「於門跡信読大般若始行一七个日。世俗事松林院〈略〉一切経納所・勅願納所・大乗院納所毎日次第々々懃仕之

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