過ヨウ素酸-チオバルビツール酸呈色反応(読み)カヨウソサンチオバルビツールサンテイショクハンノウ

化学辞典 第2版 の解説

過ヨウ素酸-チオバルビツール酸呈色反応
カヨウソサンチオバルビツールサンテイショクハンノウ
periodic acid-thiobarbituric acid color reaction

遊離の2-デオキシ糖,3-デオキシ糖,2-ケト-3-デオキシ糖酸,シアル酸などの定量法.とくにシアル酸の定量法としてよく用いられる.過ヨウ素酸による酸化により,2-デオキシ糖と3-デオキシ糖はマロンアルデヒドを,2-ケト-3-デオキシ糖酸とシアル酸(a)はβ-ホルミルピルビン酸(b)を与える.これらにチオバルビツール酸(c)を加えると縮合が起こり発色する.マロンアルデヒドでは532 nm,β-ホルミルピルビン酸では549 nm に吸収極大をもつ化合物が得られる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む