過振(読み)かぶり(その他表記)overdraft

翻訳|overdraft

精選版 日本国語大辞典 「過振」の意味・読み・例文・類語

か‐ぶりクヮ‥【過振】

  1. 〘 名詞 〙 当座預金残額または当座貸越限度額をこえて小切手を振り出すこと。〔模範新語通語大辞典(1919)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「過振」の意味・わかりやすい解説

過振
かぶり
overdraft

金融用語で,当座預金の取引先が当座預金残高や当座貸越契約の貸越極度額をこえて小切手を振出すこと。また金融機関ではこのような小切手を金融機関の資金で一時立替払いすることをいう (一時当座貸越,一時過振と呼ぶ) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

改訂新版 世界大百科事典 「過振」の意味・わかりやすい解説

過振 (かぶり)

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の過振の言及

【当座貸越し】より

…金融機関と当座預金者との間であらかじめ当座貸越契約を結び,当座預金者が当座預金残高を超過して振り出した手形・小切手を,一定限度額までは金融機関が自己資金で支払うことによって行う貸出しのこと。オーバードラフト,過振ともいう。日々の当座預金の支払と入金を通じて,貸出しの実行と回収が行われることに特徴がある。…

※「過振」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android