道すがら・途次(読み)みちすがら

精選版 日本国語大辞典 「道すがら・途次」の意味・読み・例文・類語

みち‐すがら【道すがら・途次】

〘名〙 (「すがら」は接尾語)
① (副詞的にも用いる) 道を行くあいだ。道中ずっと。また、道を行くついで。歩きながら。道々。
※宇津保(970‐999頃)俊蔭「あはれなることをみちすがら、こころぐるしうおもほして」
② 道筋。路程。
滑稽本東海道中膝栗毛(1802‐09)七「往来の人に、道すがらを尋ね」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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