道南いさりび鉄道(読み)どうなんいさりびてつどう

百科事典マイペディア 「道南いさりび鉄道」の意味・わかりやすい解説

道南いさりび鉄道[株]【どうなんいさりびてつどう】

北海道新幹線の新青森〜新函館北斗間の2016年開通に伴い,JRから経営分離された並行在来線江差線(五稜郭〜木古内間37.8km)を引き継ぐため設立された第三セクター鉄道。2014年8月の設立当初は〈北海道道南地域並行在来線準備株式会社〉と称したが,公募の結果2015年1月に現社名へ変更している。青函トンネルを介して北海道・本州相互間の貨物列車運行を継続するため,現在の交流電化設備は維持しつつ,利用状況や車両導入コストを踏まえて旅客列車向けにはJR北海道から内燃車両を購入しワンマン運転を実施,五稜郭〜函館間へは全列車が乗り入れる。本社北海道函館市(2015年8月札幌市から移転),2014年資本金2億2600万円。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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