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江差線

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

江差線

1913(大正2)年、五稜郭―上磯間に上磯軽便鉄道が開業した。江差町などが国に延伸要請を続け、30(昭和5)年に木古内まで、35(同10)年に湯ノ岱(ゆのたい)まで延伸。翌36(昭和11)年11月10日、江差駅までの全線79・9キロが開業した。このうち乗客数が少なく非電化区間の木古内―江差間の42・1キロが11日で廃止され、12日から代行バスが運行される。五稜郭―木古内間は2016年春の北海道新幹線開業に伴い、第三セクター鉄道となる。

(2014-05-09 朝日新聞 朝刊 北海道総合)

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

江差線
えさしせん

北海道旅客鉄道(JR北海道)の旧線路名称。北海道の五稜郭(ごりょうかく)―江差間79.9キロメートル、全線単線であった。函館(はこだて)湾岸を走り、木古内(きこない)から松前半島を横断して日本海岸の江差に至る。1913年(大正2)函館湾に臨む上磯(かみいそ)―函館を結ぶ上磯(軽便)線として開業し、1930~1936年(昭和5~11)に上磯―江差間を順次延長開業。江差まで全通と同時に上磯線を江差線と改称した。当初は日本国有鉄道(国鉄)の路線であったが、1987年(昭和62)、分割民営化に伴いJR北海道に所属。1988年、青函(せいかん)トンネルを含む海峡線(中小国(なかおぐに)―木古内間)の開業に関連して五稜郭―木古内間が電化され、本州と北海道を結ぶ、いわゆる「津軽(つがる)海峡線」の一部となった。2014年(平成26)5月、木古内―江差間が輸送量減少に伴い廃止。2016年3月、北海道新幹線の開業に伴い五稜郭―木古内間は北海道や沿線自治体などが出資する第三セクター鉄道「道南いさりび鉄道」(五稜郭―木古内間37.8キロメートル)へ経営分離された。[青木栄一・青木 亮]

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