精選版 日本国語大辞典 「遠吠」の意味・読み・例文・類語
とお‐ぼえとほ‥【遠吠】
- 〘 名詞 〙
- ① 犬や狼などが遠くに向かって吠えること。声を長くひいて吠えること。また、その声。
- [初出の実例]「やりなはを引ずりながらひろき野を遠ぼえしてぞにぐる犬山」(出典:信長公記(1598)首)
- ② 転じて、強い者に直接手向かわないで遠くからののしること。
- [初出の実例]「ハハハハハハハ、こいつら大きな声で、遠吠(トホボ)えをしやアがる」(出典:歌舞伎・四天王楓江戸粧(1804)四立)
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...