遣観法(読み)やりかんぼう

精選版 日本国語大辞典 「遣観法」の意味・読み・例文・類語

やり‐かんぼう‥クヮンバフ【遣観法】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 出まかせで無責任なこと。やりっぱなしなこと。また、そのやり方やそのさま。
    1. [初出の実例]「かかるやり観法にて、むねと大事にすべき道をさし置て、無益に多の御領をふさげては何かせん」(出典:渋柿(鎌倉末か)泰時御消息)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android