精選版 日本国語大辞典 「遺憾なく」の意味・読み・例文・類語
いかん【遺憾】 なく
- ① 心残りになることなく。残念とは思わないで。
- [初出の実例]「少年時の長篇五六及その後の新旧作七十篇の余は遺憾なく割愛したり」(出典:邪宗門(1909)〈北原白秋〉例言)
- ② ( 副詞のように用いて ) 十分に。申し分なく。洩れなく。
- [初出の実例]「第三期のラファエルは、〈略〉サン・シストーのマドンナを以て、遺憾なく表出するを得べし」(出典:囚はれたる文芸(1906)〈島村抱月〉七)
[名](スル)一定の主義・主張がなく、安易に他の説に賛成すること。「多数派に付和雷同する」[補説]「不和雷同」と書くのは誤り。[類語]矮人わいじんの観場かんじょう・同意・賛同・支持・賛成・雷同・便乗・...