精選版 日本国語大辞典 「遺憾なく」の意味・読み・例文・類語
いかん【遺憾】 なく
- ① 心残りになることなく。残念とは思わないで。
- [初出の実例]「少年時の長篇五六及その後の新旧作七十篇の余は遺憾なく割愛したり」(出典:邪宗門(1909)〈北原白秋〉例言)
- ② ( 副詞のように用いて ) 十分に。申し分なく。洩れなく。
- [初出の実例]「第三期のラファエルは、〈略〉サン・シストーのマドンナを以て、遺憾なく表出するを得べし」(出典:囚はれたる文芸(1906)〈島村抱月〉七)
春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...