郭公尾村(読み)こつこうのおむら

日本歴史地名大系 「郭公尾村」の解説

郭公尾村
こつこうのおむら

[現在地名]松浦市御厨町みくりやちよう 郭公尾免こつこうのおめん

田代たしろ村の南東に位置し、竜尾たつお川の支流木場こば川が流れる。南西しら岳がある。古くは木光尾村とも記したという。江戸時代は平戸藩領で、田平筋に属する。正保国絵図に「木光ノ尾」とあり、高七九石余。元禄一二年(一六九九)の平戸領分郷村帳では御厨屋みくりや村枝村として郭公尾村とみえ、高七九石余で、クワツコウノヲの訓を付す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 田代 鎮座 シロ

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android