郵便はがき(読み)ゆうびんはがき

百科事典マイペディア 「郵便はがき」の意味・わかりやすい解説

郵便はがき【ゆうびんはがき】

通常はがき(50円),往復はがき(100円),小包はがき(50円)の3種がある。官製(郵政大臣発行)には,郵便料金を表す料額印面が印刷されている。通常はがき・往復はがきは私製も認められる。小包はがきは,小包郵便物につけて差し出す場合にだけ使える。外国向け郵便はがきは航空便70円,船便60円。はがきは,1869年オーストリアで初めて使われたが,日本では,1873年に和紙二つ折りの通常はがきが発行され,1875年洋紙単葉のものになった。
→関連項目絵葉書第2種郵便物

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android