日本歴史地名大系 「郷中高帳」の解説 郷中高帳(美作国郷中高帳)ごうちゆうたかちよう 解説 「郷中御条目」所収の郷村高辻帳。美作一国および小豆島のうち六ヵ村を領主ごとに石高と村名をあげる。末尾に美作一国と郡別の総高を記す。津山藩領については大庄屋構(管轄)の村分けを付す。小豆島の六村が津山藩領になったのは天保九年なので、このときをあまり下らない時期のものと考えられるが、美作倉敷代官の支配する村々と、津山領の構の村分けが嘉永年代とも考えられる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by