鄙離る(読み)ヒナサカル

デジタル大辞泉 「鄙離る」の意味・読み・例文・類語

ひな‐さか・る【×離る】

[動ラ四]《「ひなざかる」とも》都から遠く離れる。辺鄙へんぴである。
大君みことかしこみ―・る国を治むと」〈・四二一四〉

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関連語 自動詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「鄙離る」の意味・読み・例文・類語

ひな‐ざか・る【鄙離】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 都から遠くいなかの方に離れる。辺鄙(へんぴ)である。
    1. [初出の実例]「大君の まけのまにまに 夷離(ひなざかる) 国治めにと 群鳥の 朝立ちいなば」(出典万葉集(8C後)一三・三二九一)

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