釈正寺坂(読み)しやくしようじざか

日本歴史地名大系 「釈正寺坂」の解説

釈正寺坂
しやくしようじざか

釈正寺から台地西山麓に下りる急坂は、明治以降釈正寺坂とよばれ、北や南に入る袋小路、小路地に沿って武家屋敷が配置される。北に入る三本の袋小路があり、文政八年には切米取屋敷二・鉄炮者屋敷五が並ぶ。南に入る急坂の袋小路(現在狭い石階段が残る)沿いに計六屋敷あり、いずれも鉄炮者屋敷である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android