デジタル大辞泉 「袋小路」の意味・読み・例文・類語 ふくろ‐こうじ〔‐こうぢ〕【袋▽小路】 1 行きどまりになっている路地。袋道。2 物事が行きづまって先に進めない状態。袋道。「審議は袋小路に入ってしまった」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「袋小路」の意味・読み・例文・類語 ふくろ‐こうじ‥こうぢ【袋小路】 〘 名詞 〙 建てこんだ家に行きあたったりなどして、通り抜けられない小路。また、物事が行きづまった状態にいう。袋露地。袋道。[初出の実例]「葉子が据ゑた道を━行きどまりの袋小路を━天使の昇り降りする雲の梯のやうに思ってゐる」(出典:或る女(1919)〈有島武郎〉前) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
日本歴史地名大系 「袋小路」の解説 袋小路ふくろこうじ 千葉県:佐倉市佐倉城下袋小路[現在地名]佐倉市宮小路町(みやこうじまち)宮小路の南に位置する城外の侍屋敷地で、台地上と低地に立地。大久保忠朝時代には袋子、稲葉正知時代にはフクロシ(袋路地)、堀田正愛時代には高袋路(たかふくろじ)、堀田正篤時代には高袋路(台地上)・下袋路(したふくろじ)(低地)、堀田正倫時代にはフクロ小路と称された(「佐倉城府内之図」佐倉市蔵、嘉永六年「佐倉城下之図」成田山仏教図書館蔵など)。大久保忠朝時代には侍屋敷、稲葉正知時代には家老田辺氏与力屋敷・中間長屋・侍屋敷、松平乗邑時代には侍屋敷・中間小屋・空地があった(「佐倉絵図」小田原市立図書館蔵など)。 袋小路ふくろこうじ 福岡県:柳川市柳川城下袋小路[現在地名]柳川市袋町本(ほん)小路中ほどの東側に位置する武家地。南は堀を隔てて奥州(おうしゆう)小路、北も堀を隔てて大屋(おおや)小路、東は土居と堀を隔てて町人地の出来(でき)町。寛政三年(一七九一)の御家中絵図によれば筑後国人に由緒をもつ三池家、のち国学者西原晃樹を出す西原家、明治から昭和初期の郷土史家渡辺村男を出す渡辺家などが屋敷を構えていた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
デジタル大辞泉プラス 「袋小路」の解説 袋小路 1965年製作のイギリス映画。原題《Cul de sac》。監督:ロマン・ポランスキー、出演:ドナルド・プレザンス、フランソワーズ・ドルレアック、ライオネル・スタンダー、ジャクリーン・ビセットほか。第16回ベルリン国際映画祭金熊賞受賞。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報