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野口荘 ののぐちのしょう

世界大百科事典 第2版の解説

ののぐちのしょう【野口荘】

丹波国船井郡(現,京都府船井郡園部町埴生付近か)にあった荘園。《和名抄》に野口郷がみえており,《長講堂領目六(録)》に〈一庁分,丹波国野口牧,年貢四百石,本三百石〉とみえるので,野口郷内の野口牧が白河院に寄進され長講堂領荘園になったものと思われる。年中課役について記した1191年(建久2)の長講堂所領注文によると,野口荘は正月元三料の御簾6間・砂10両・移花30枚,御八講・歳末の掃除および日吉社御幸・宮行啓の臨時人夫,毎月3日の廻御菜,5月4日の菖蒲と艾(よもぎ)を出すことになっていた。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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