デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「野呂松勘兵衛」の解説 野呂松勘兵衛 のろまつ-かんべえ ?-? 江戸時代前期の人形遣い。寛文-延宝(1661-81)ごろの人。江戸和泉(いずみ)太夫座で,頭がひらたく顔が青黒いのろま人形をつかって,こっけいな狂言を演じ評判になったという。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の野呂松勘兵衛の言及 【のろま(野呂間)】より …ふんとく,才六,たろま等々が作られたが,江戸ののろまがいちばん著名である。野呂松勘兵衛が創始したといわれる人形で,頭がひらたく色の青黒い人形であった。ほかにのろま治兵衛,のろま九兵衛などの遣い手もいた。… ※「野呂松勘兵衛」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by