金の漆(読み)きんのうるし

精選版 日本国語大辞典 「金の漆」の意味・読み・例文・類語

きん【金】 の 漆(うるし)

  1. きんしつ(金漆)
    1. [初出の実例]「彼の君はいといみじき物を。きんのうるしのやうにこそあれ。〈略〉かの御ぐしは色と筋とはことなりしものを」(出典:宇津保物語(970‐999頃)蔵開上)

金の漆の補助注記

つややかな黒髪のたとえにひかれる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む