ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「金山寺弥勒殿」の意味・わかりやすい解説 金山寺弥勒殿きんさんじみろくでんKǔmsan-sa Mirǔk-chǒn 韓国,全羅北道金堤郡の金山寺にある李朝中期の木造建築。金山寺は百済武王1 (599) 年の創建,新羅恵恭王2 (766) 年に真表律師によって中興された寺と伝えられる。弥勒殿は,李朝仁祖 13 (1635) 年に再建され,内部に巨大な銅造の『弥勒三尊仏立像』を安置している関係上,外観のみを三層楼閣にした珍しい形態の建物である。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by