金櫛(読み)かなぐし

精選版 日本国語大辞典 「金櫛」の意味・読み・例文・類語

かな‐ぐし【金櫛】

  1. 〘 名詞 〙 馬などの毛の手入れに使う金属製の櫛。
    1. [初出の実例]「厩には馬の手入をする金櫛(カナグシ)の音がしている」(出典:鶏(1909)〈森鴎外〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む