精選版 日本国語大辞典 「手入」の意味・読み・例文・類語
て‐いれ【手入】
〘名〙
① つくろい直すこと。よい状態にしておくために世話をし、ととのえること。
② 手をつけること。着手。
③ やり方。方法。てだて。
※浮世草子・珍術罌粟散国(1775)三「ことをおさめる手入あれば、御心やすかるべし」
※浮世草子・日本永代蔵(1688)一「今はん昌の武蔵野なれ共、隅から角まで手入して、更に爴(つかみ)取もなかりき」
※恋慕ながし(1898)〈小栗風葉〉一八「馬鹿々々しい、見当違ひのお手入(テイレ)を吃(く)ひ懸けてね」
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