釘の裏を返す(読み)くぎのうらをかえす

精選版 日本国語大辞典 「釘の裏を返す」の意味・読み・例文・類語

くぎ【釘】 の=裏(うら)[=根(ね)・穂(ほ)]を返(かえ)

打った釘の先の裏側へ出た分を打ち曲げて抜けないように固定する。まちがいのないように念を押すことのたとえ。裏釘返す。
※俳諧・鷹筑波(1638)二「おもひにくぎのねをかへしぬる 君とわが中はかなづちろむをして〈重次〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

靡き

1 なびくこと。なびくぐあい。2 指物さしものの一。さおの先端を細く作って風にしなうようにしたもの。...

靡きの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android