裏釘(読み)ウラクギ

デジタル大辞泉 「裏釘」の意味・読み・例文・類語

うら‐くぎ【裏×釘】

打ち込んだ釘が、板などの裏まで突き抜けたもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「裏釘」の意味・読み・例文・類語

うら‐くぎ【裏釘】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 打った釘の先が裏まで突き出たもの。
    1. [初出の実例]「忍び返しの裏釘も、難なくひらりと飛ぶ拍子」(出典:浄瑠璃・応神天皇八白旗(1734)四)
  3. 動きのとれないように念を押すこと。→裏釘返す
    1. [初出の実例]「うら釘を言れたたみにのの字書く」(出典:雑俳・折句俵(1793))

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