針を蔵に積みても溜まらぬ(読み)ハリヲクラニツミテモタマラヌ

デジタル大辞泉 の解説

はりくらみてもまらぬ

いくら努力して小銭をためても、一方で使ってしまえばまとまった蓄えにはならないことのたとえ。
「その上に世間義理をも勤めては、―といふは」〈浮・万金丹・四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例