鉄床下(読み)かなとこおろし

精選版 日本国語大辞典 「鉄床下」の意味・読み・例文・類語

かなとこ‐おろし【鉄床下】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 鍛えた鉄をかな床から出すこと。また、出したばかりで、まだ仕上げがしてない鉄。かなとこおとし。
    1. [初出の実例]「是正真と見給へと箱より出す金とこおろし」(出典:浄瑠璃・唐船噺今国性爺(1722)中)
  3. 転じて、体裁をつくろわず、飾り気のないことのたとえ。
    1. [初出の実例]「つくろひなく、諛ひなき、おのが気成りの鉄床おろし」(出典:浄瑠璃・唐船噺今国性爺(1722)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む