銑鋳物(読み)ずくいもの

百科事典マイペディア 「銑鋳物」の意味・わかりやすい解説

銑鋳物【ずくいもの】

鋳鉄材料とした鋳物の俗称。耐摩耗性がよく,切削加工性も良好であるが,強靭(きょうじん)性や耐食性に欠ける。風呂釜ストーブなどの生活用品,機械部品特に機械の台,窓やドアのわくなど,鋳物の中で最も広く使用されている。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「銑鋳物」の意味・わかりやすい解説

銑鋳物
ずくいもの

鋳鉄」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の銑鋳物の言及

【鋳鉄・鋳鋼】より

…鋳鉄cast ironとは銑鋳物(ずく鋳物)用の銑鉄または銑鋳物そのものをいう。炭素3.0~3.6%,ケイ素1~2%,マンガン0.5~1.0%,リン0.3~1.0%,硫黄0.06~0.1%を含む鉄合金で,鋳造しやすく,また切削加工しやすい材料である。…

※「銑鋳物」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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