銚子大滝(読み)ちょうしおおたき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「銚子大滝」の意味・わかりやすい解説

銚子大滝
ちょうしおおたき

青森県南部,十和田湖から流れ出た水が奥入瀬渓谷に入るところにできた滝。幅 15m,高さ 7mの滝で,この滝が魚類遡行を妨げていたため,1903年に和井内貞行湖中ヒメマスを放流するまで,十和田湖には魚類が生息していなかった。

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世界大百科事典(旧版)内の銚子大滝の言及

【十和田湖】より

…休屋の北,御前ヶ浜には高村光太郎作の〈乙女の像〉があり,十和田湖のシンボルになっている。 十和田湖の東口,子(ね)ノ口から焼山にいたる約14kmの奥入瀬渓流は,沿岸の樹林をうつして変化の多い景観を示し,幅13m,比高8mの銚子大滝をはじめ多くの滝がかかっている。十和田湖への入口は青森口,三沢口,弘前口,十和田南口の四つがあり,いずれもバスの便がある。…

※「銚子大滝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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