銭持(読み)ぜにもち

精選版 日本国語大辞典 「銭持」の意味・読み・例文・類語

ぜに‐もち【銭持】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 銭を持ちあるくこと。また、その人。
    1. [初出の実例]「銭持の人、手を摺て強(あながち)に乞ひ請て、此の持たる銭五千両を以て亀五を買取て」(出典今昔物語集(1120頃か)九)
  3. 銭を多く持っている人。富める人。金満家。かねもち。
    1. [初出の実例]「所領もちもちのうへに、なをぜにもちぞ、めでたけれ」(出典:虎明本狂言・餠酒(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む