錐嚢(読み)すいのう

精選版 日本国語大辞典 「錐嚢」の意味・読み・例文・類語

すい‐のう‥ナウ【錐嚢】

  1. 〘 名詞 〙
  2. (きり)のはいったふくろ。
  3. ( ふくろの中に錐を入れると、自然に先が出るところから ) 才能のある人は、自然にそれが外に現われること。また、才能のすぐれている人。嚢中の錐。〔杜甫‐遺悶詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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