鍋屋紐(読み)なべやひも

精選版 日本国語大辞典 「鍋屋紐」の意味・読み・例文・類語

なべや‐ひも【鍋屋紐】

  1. 〘 名詞 〙 江戸芝金杉通三丁目の鍋屋茂兵衛から製して売り出した薬紐。虱を除くために薬を塗ってからだにしめたり、着物の裏に縫いつけたりする細い紐。しらみひも。鍋屋薬。鍋屋。
    1. [初出の実例]「なべやひも下女がはらんだかと思ひ」(出典:雑俳・末摘花(1776‐1801)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む