鍋島の猫(読み)なべしまのねこ

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「鍋島の猫」の解説

鍋島の猫
(通称)
なべしまのねこ

歌舞伎浄瑠璃外題
元の外題
胡蝶夢狂戯恋猫 など
初演
元治1.8(江戸中村座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の鍋島の猫の言及

【猫騒動物】より

…のち河竹黙阿弥が改作上演し,近年3世市川猿之助も大幅に改作して復活した。また佐賀鍋島騒動に取材した《鍋島の猫》の最初の作は1853年(嘉永6)の3世瀬川如皐作《花埜嵯峨猫稿(はなのさがねこまたぞうし)》であるが,佐賀藩の抗議にあい上演されなかった。別に1880年5月東京猿若座の河竹黙阿弥作《有松染相撲浴衣(ありまつぞめすもうゆかた)》は有馬騒動に取材したもので,通称《有馬の猫》。…

※「鍋島の猫」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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