日本歴史地名大系 「鍛冶橋御門跡」の解説 鍛冶橋御門跡かじばしごもんあと 東京都:千代田区旧麹町区地区八重洲町二丁目鍛冶橋御門跡[現在地名]千代田区丸の内一―二丁目京橋方面と大名(だいみよう)小路を結ぶ江戸城外郭門。枡形は寛永六年(一六二九)修築。門の名称は鍛冶橋の名にちなむ。同橋は京橋側にある南鍛冶(みなみかじ)町(現中央区)にちなんだものという(江戸紀聞)。門は寛文元年(一六六一)・享保二年(一七一七)・宝暦一四年(一七六四)・天保五年(一八三四)に焼失したが、いずれも同年中に再建された。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報