鐘打(読み)かねうち

精選版 日本国語大辞典 「鐘打」の意味・読み・例文・類語

かね‐うち【鐘打】

〘名〙
① 金属製の仏像
大乗院寺社雑事記‐享徳三年(1454)五月二一日「今夜西金堂鐘打盗人取之、不見号金仏故也」
② 鐘を打ち鳴らすこと。また、その音。
※明治六年暴動一件諸報告(1873)管下大野郡土民騒擾御届「豈料ん既已に無数の鐘打を期とし、村民各猪鎗・竹鎗等を携へ、三千余集合し、邏卒を取囲み暴挙に及び候故」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android