精選版 日本国語大辞典 「鐙踏張る」の意味・読み・例文・類語
あぶみ【鐙】 踏張(ふんば)る
- ① 立ち上がるために鐙を足の支えにする。
- [初出の実例]「あぶみふんばりたちあがり、大音声あげて名乗りけるは」(出典:平家物語(13C前)四)
- ② できるかぎり頑張る。
- [初出の実例]「月三十日うりつめて、あぶみふんばり、十両あまり」(出典:洒落本・太平楽巻物(1782))
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
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