長瀞変成岩(読み)ながとろへんせいがん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「長瀞変成岩」の意味・わかりやすい解説

長瀞変成岩
ながとろへんせいがん

長瀞系ともいう。西南日本外帯に分布する三波川系と御荷鉾系が一部同時異相の関係にあるとして,長瀞系が提唱された。近年はあまり用いられず,三波川変成岩がほぼこれにあたる。長瀞の名は埼玉県秩父郡の長瀞に由来し,この変成岩はおもに結晶片岩である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android