日本歴史地名大系 「長谷院門前」の解説 長谷院門前はせいんもんぜん 石川県:金沢市金沢城下第三連区長谷院門前[現在地名]金沢市本多町(ほんだまち)三丁目大乗寺(だいじようじ)坂の中服に位置する曹洞宗長谷院の門前地。長谷院は延宝町絵図では曹洞宗瑞雲(すいうん)寺の境内地に描かれ、貞享二年寺社由緒書上によると元和七年(一六二一)瑞雲寺三代蘭室の開創。瑞雲寺は寛正六年(一四六五)越前府中(ふちゆう)(現福井県武生市)に創建され、天正一八年(一五九〇)木(き)ノ新保(しんぼ)に移転、さらに前田利常の代に小立野(こだつの)に寺屋敷を拝領して再移転した(同書上)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by