日本歴史地名大系 「門田新田村」の解説 門田新田村もんでんしんでんむら 山形県:酒田市旧荒瀬郷地区門田新田村[現在地名]酒田市穂積(ほづみ)日向(につこう)川左岸の門田村の南にあり、井皿(いざら)溝が西流する。正保五年(一六四八)の土目録(飽海郡誌)によると高五九石余、免一ツ九分。水害のため明暦二年(一六五六)には三五石余となったが(「検毛帳」飽海郡誌)、日向川の堤防工事によって生産高も回復し、貞享年間(一六八四―八八)には高一三三石余、家数一五(「村組付」同書)。同四年草刈地の鷹尾(たかお)山山札一〇枚を所有し、米二斗を納付(「鷹尾山新古留帳」相馬文書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by