閑情末摘花(読み)カンジョウスエツムハナ

デジタル大辞泉 「閑情末摘花」の意味・読み・例文・類語

かんじょうすえつむはな〔カンジヤウすゑつむはな〕【閑情末摘花】

人情本松亭金水作、歌川貞重画。天保10~12年(1839~1841)刊。5編15冊。福見屋米次郎と馴染みの遊女清鶴、その妹のお里ほか、二組の恋人たちの愛と葛藤を描く。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「閑情末摘花」の意味・わかりやすい解説

閑情末摘花
かんじょうすえつむはな

人情本。松亭金水作。5編 15冊。天保 10 (1839) ~12年刊。福見屋米次郎と門付の女お里,隣の清之助と米次郎の妹遠世 (おちせ) との恋愛,葛藤を描く金水の代表作

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