関東小禄(読み)かんとうころく

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「関東小禄」の解説

関東小禄
(別題)
かんとうころく

歌舞伎浄瑠璃外題
元の外題
関東小六
初演
元禄10.3(江戸山村座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の関東小禄の言及

【嫐打物】より

…歌舞伎では,江戸で1699年(元禄12)3月江戸中村座の《一心五界玉》に演ぜられたものが最初とされ,歌舞伎十八番の《嫐》の初演とされているが,これは市川団十郎家でこの系統の役を演じた最古の記録というにすぎない。怨霊による嫉妬の演出は江戸でもその前年3月同座の《関東小禄》にも仕組まれている。京坂では1677年(延宝5)京の都万太夫座の近松門左衛門作《藤壺の怨霊》が古い作とされるが確実でない。…

※「関東小禄」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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