闘雀人を恐れず(読み)トウジャクヒトヲオソレズ

デジタル大辞泉 「闘雀人を恐れず」の意味・読み・例文・類語

闘雀とうじゃくひと・にんおそれず

弱い雀のような鳥でも必死で戦っているときは、人が近づいても恐れない。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 小勢

精選版 日本国語大辞典 「闘雀人を恐れず」の意味・読み・例文・類語

とうじゃく【闘雀】 人(ひと・にん)を恐(おそ)れず

  1. 弱い雀でもたたかっている時は相手強者を少しも恐れない。たたかう雀人を恐れず。
    1. [初出の実例]「越の兵は小勢なりといへ共志を一にして、而も遁れぬ所を知れり。窮鼠却って猫を噛み、闘雀不(トウジャクひとヲヲソレス)といへり」(出典太平記(14C後)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む