阿潭駅(読み)あたみのえき

日本歴史地名大系 「阿潭駅」の解説

阿潭駅
あたみのえき

山陽道における長門国最初の駅。前は周防国賀宝かがほ駅、後ろは厚狭あつさ駅。

延喜式」に「長門国駅馬」として「阿潭あたみ厚狭埴生、宅賀、臨門各廿疋」とあり、一説に、現宇部市吉見よしみ熱泉があるので、アタミは温水のことだとして、吉見の温泉場である字持世寺じせいじを駅跡としているが、現在まで駅家の跡と考えられるものは発見されていない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android