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宇部市(読み)うべ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

宇部〔市〕
うべ

山口県南西部にある市。周防灘に臨み,海岸の干拓地背後の台地と丘陵からなる。 1921年市制。 1931年藤山村,1941年厚南村,1943年西岐波村,1954年小野村,二俣瀬村,厚東村,東岐波村の4村,2004年町をそれぞれ編入。中心市街地の宇部厚東川河口東岸にあり,明治以後宇部炭田の採掘により,炭鉱町として急速に発展した。当時海底炭田の規模としては日本一。第1次世界大戦後は工業化も進み,化学肥料,ソーダ,硫酸,セメント,火力発電など石炭化学コンビナートを中軸とする工業都市に成長。第2次世界大戦後,石炭業の斜陽化とともに 1967年炭鉱が閉山。その後緑と花の都市計画がいち早く進められ,宇部方式と呼ばれる独自の公害対策が行なわれ,全国有数の公園都市となった。常盤公園,渡辺翁記念会館,宗隣寺庭園 (国指定名勝) ,山口大学の医学部と工学部などがある。背後の丘陵地ではチャ (茶) が栽培される。吉部の大岩郷は国の天然記念物。 JR宇部線のほか山陽本線,国道2号線,190号線,490号線,山口宇部道路が通じ,山口宇部空港がある。面積 286.65km2。人口 16万9429(2015)。

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