陰の朽木(読み)かげのくちき

精選版 日本国語大辞典 「陰の朽木」の意味・読み・例文・類語

かげ【陰】 の 朽木(くちき)

  1. 物陰にある朽木。人に認められないまま老いて朽ち果てるたとえ。
    1. [初出の実例]「春やこし秋や行きけむおぼつかな影の朽木と世を過ぐす身は〈閑院〉」(出典:後撰和歌集(951‐953頃)雑二・一一七五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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