デジタル大辞泉 「朽木」の意味・読み・例文・類語
くち‐き【朽(ち)木】
2 不遇のままむなしく一生を終える人の境遇のたとえ。
[類語]木・樹木・木本・
滋賀県中西部、高島郡にあった旧村名(朽木村(むら))。現在は高島市西部を占める地域。丹波高地、比良(ひら)山地と花折(はなおれ)断層に沿う安曇(あど)川流域の小平地からなる。旧朽木村は2005年(平成17)マキノ、今津(いまづ)、安曇川、高島、新旭(しんあさひ)の5町と合併し、高島市となった。朽木の杣(そま)とよばれたように木材の供給地で、かつては木地師(きじし)集落もあった。現在も林業が盛ん。古代から中世の朽木荘(しょう)の地。近世、中心集落の市場(いちば)には旗本朽木氏の陣屋が置かれた。国道367号が通じ、冬期の豪雪により交通が途絶することも多いが、花折断層沿いの街道はかつて北陸と京都を結ぶ重要路で「鯖の道(さばのみち)」ともよばれた。旧秀隣寺庭園、池の沢庭園は国指定名勝。安曇川上流の朽木渓谷は県立自然公園になっている。
[高橋誠一]
『『朽木村誌』(1974・朽木村)』
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
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