陰の節(読み)いんのふし

精選版 日本国語大辞典 「陰の節」の意味・読み・例文・類語

いん【陰】 の 節(ふし)

  1. 冬至の日以後、毎日少しずつ日脚が延びて行くこと。
    1. [初出の実例]「陰(ヰン)の節(フシ)〈略〉是は常香盤の長き方を陽といひ短きを陰とす。その短き所、一節伸るといふ義なり。又畳の藺(ゐ)の目の一節共云」(出典随筆・本朝世事談綺(1733)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 フシ 実例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む