陽刻(読み)ようこく

  • ようこく ヤウ‥
  • ようこく〔ヤウ〕

精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 文字や絵画が凸形に浮き出すように彫ること。浮き彫りにすること。⇔陰刻。〔現代術語辞典(1931)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典内の陽刻の言及

【浮彫】より

…彫刻の浮出しの程度,換言すれば奥行き空間の圧縮度に応じて,高浮彫alto rilievo,半浮彫(中肉浮彫)mezzo rilievo,低浮彫(薄肉浮彫)basso rilievoに分類される。これらは,いずれも彫刻が背景面より突出するいわゆる〈陽刻〉に属するが,浮彫の特殊な例としては,逆に背景面より彫刻が沈む〈陰刻〉,あるいは〈沈み彫〉があり,円筒印章の場合などは完全な陰刻の例であり,古代エジプトで慣用された手法では,彫刻そのものは低浮彫の陽刻であるが,輪郭線の部分で彫り込まれて,ぜんたいが背景面より沈んでいる,いわゆる〈くり型浮彫〉がある。 浮彫は,旧石器時代以来,聖所,神殿,聖堂に施される作品をはじめとして,祭壇,記念碑,工芸品,家具,印章など,多様な用途をもち,材料としては,石,土,木,金属,貴石,スタッコなど,技法としては,彫込み,彫塑,木型などによる打出し,鋳造などの技術が用いられる。…

※「陽刻」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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